セミナー・研修会開催実績
食品開発キーワードは「健康」!
食品のヒット商品開発セミナー
「質」が求められる時代にどんな食品がヒットするのか
これからの商品開発のヒントを掴む!
今年の食品業界における商品開発のキーワードには「健康」が挙げられます。過去数十年の間に日本人の食事内容は欧米化し、脂肪分の多いメニューが食卓に並ぶことが多くなっております。そして、多種多様な食品が流通するなかで、不適切な表示や摂取方法によって健康被害も起こっており、消費者自らの正しい判断と選択が求められるようになってまいりました。このような現状を踏まえ、厚労省では健康機能食品制度を創設し、生理活性機能の有効性や安全性などに関して国の審査を受けた食品が発売され消費者の支持を得ております。従来の健康食品とは違い、このような生理活性機能や栄養成分などが表示された、保健機能食品に注目が向くのも、食の安全と健康が今求められているからと存じます。
また、最近ではカロリーや成分をメニューに表示する外食店の出現などは、消費者が高カロリー・高脂肪に配慮した食事を摂る「質」を求める時代になってきた証ではないでしょうか。今後一層、消費者の健康志向への高まりと共に、食品成分の効果効能への期待とこだわりが強くなることが予想されます。そして、消費者がそれぞれの価値観や欲求にしたがって食べるものを選択する時代になって来ると思われます。
そこで、この度は少子化にあって消費者のパイが小さくなることが確実な中にあって、どのような食品が求められるのか、ヒット商品開発のヒントとなるセミナーを開催させていただきました。
開催日時:
平成18年3月29日(水)13:00〜
開催場所:
大阪マーチャンダイズ・マート(OMM)ビル
大阪市中央区大手前1丁目7番31号 TEL.06-6943-2020
講師:
<基調講演>
日本食品化学学会 事務局長
(財団法人 日本食品分析センター 学術顧問)
伊藤 誉志男氏
大阪府立健康科学センター 事務長補佐
木場 康文氏
旭松食品株式会社
取締役執行役員 将来事業開発センター長
取締役執行役員 新規事業開発部長
石野 啓造氏
サンスター株式会社
プロダクトマネージメントグループ マネージャー
針生 仁氏
(順不同)
プログラム:
13:00〜13:45 | 基調講演 『食品の3つの機能と健康食品との関係』 ― 機能性食品の開発研究 ― 日本食品化学学会 事務局長 財団法人 日本食品分析センター 学術顧問 伊藤 誉志男 氏 |
13:45〜14:30 | テーマ 『シンクタンクとしての健康科学センターの取り組み』 1. ローソン弁当 監修について 2. 千房 やさいばりばりお好み焼き開発について 3. 阪神百貨店 野菜売り場QRコード監修について 4. 食育推進企業団・食育ツアーについて 大阪府立健康科学センター 事務長補佐 木場 康文 氏 |
14:45〜15:50 | テーマ 『介護食市場と介護食の開発』 1. 介護食の定義 2. 介護食市場動向 3. 介護食に求められる品質 4. 今後の介護食展開 旭松食品株式会社 取締役執行役員 将来事業開発センター長 新規事業開発部長 石野 啓造氏 |
15:55〜17:00 | テーマ 『健康訴求食品の成功要因を推察する』 1. 健康訴求食品のビジネスモデルは様々である 2. 健康効果のエビデンスの位置づけを考える 3. 事例研究 (1)一般食品と健康機能食品との中間領域の食品 (2)血圧降下作用を有する食品開発の不思議 サンスター株式会社 プロダクトマネージメントグループ マネージャー 針生 仁氏 |
受講料:
1名様につき ¥18,000(税込)
2名様の場合 ¥32,000(税込)〔テキスト、ドリンク代含む〕
TEL. 03-3256-4331/FAX. 03-3256-4336