日本食品工業倶楽部・品質保証懇話会 事務局、月刊「食品機械装置」を発行する
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セミナー・研修会・工場見学会 開催実績

熊本震災からの教訓と知見
講演・研修・工場見学会 於サントリービール 熊本阿蘇ブルワリー
「熊本震災からの復旧〜品質保証体制復旧に関する報告」
「熊本震災教訓講演〜BCMフロー(初動対応、BCP初期、BCP復旧)に基づく震災教訓報告〜」

お陰様で62名様のご参加をいただき、盛会にて終了いたしました

 初夏の候 貴社におかれましては益々御清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、東日本大震災、熊本震災、と地震国家である我が国において非常時における企業の事業継続計画(BCP)に関するマニュアル等はその度に書き換えられておられるかと存じます。しかしながら震災の規模、季節や時間などは様々であり、南海トラフ大地震の危険性も高まっていると言われる今、直近で震災を経験され、再稼働を果たした企業様の貴重な知見に耳を傾けることは非常に重要かと存じます。今回の研修・見学会はサントリー様のご厚意により、熊本・阿蘇ブルワリーの工場にて開催させていただきます。

 サントリービール様 熊本・阿蘇ブルワリーはサントリーにおける九州地区の天然水・飲料とビール・ビール系飲料の製造を担う同社初の「ハイブリッド工場」であり、被災後は1年5か月を経て全面再稼働を果たされております。研修・見学会を通じてそのご苦労点や震災に対する知見を伺いたくお願い申し上げました。

 ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング様の熊本工場はデジタルカメラや監視カメラ向け画像センサーを製造。微細なほこりも許さない高度な空気清浄性が求められるクリーンルームでは天井を縦横無尽に走る自動搬送装置が落下するなど甚大な被害を受けられました。当時社長の上田康弘氏は「熊本からの撤退を考えるほど状況はひどかった」とNHKの取材に答えられております。

 画像センサーなど半導体の生産環境は、ミクロン単位で非常に高い空気清浄度が求められますが、従業員の方々は防塵服に着替えてクリーンルーム内で活動をしているなど地震時の避難に関する知見は食品製造企業にも大変参考になるものがあると考え、敢えてご講演をお願い致しました。必ずや皆様のご参考になるかと存じます。ご参加をお待ちしております。

 なお、準備の都合上、参加申込締切日を8月26日(金)と設定しておりますが、定員90名様となっておりますので定員になり次第受付を終了させていただきます。 ご了承下さいますようお願い致します。

※見学中の写真撮影などはご遠慮下さいますようお願い致します。
※先着90名様とさせていただきます。お早めにお申し込みください。

日時

2018年9月6日(木) 11:00 熊本駅 新幹線口(西口)集合

見学・研修会会場

九州サントリーテクノプロダクツ株式会社
熊本県上益城郡嘉島町大字北甘木八幡水478

プログラム

時間 内容 担当者
11:00

11:50
JR熊本駅 新幹線口(西口)集合
チャーターバス 出発(11:10)
九州サントリーテクノプロダクツ到着
事務局
12:00 ご挨拶、工場概要説明「研修会」
「熊本震災からの復旧
〜品質保証体制復旧に関する報告〜」

・震災からの品質分析室の立ち上げ
・工場ゾーニングの復旧
九州サントリーテクノプロダクツ
株式会社
代表取締役社長

品質管理部 部長
13:00 「研修会」
「熊本震災教訓講演
〜BCMフロー(初動対応、BCP初期、BCP復旧)に基づく震災教訓報告〜」


ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング様熊本工場 地震直後の工場内
ソニーセミコンダクタ
マニュファクチャリング
株式会社
企画管理部門 担当部長

熊本生産部門 統括課長
ファシリティ部門 統括課長

被災状況及び、研修会説明資料は
下記URLをご参照ください
https://www.sony-semiconductor.co.jp/news/archives/115
15:00 「工場見学会」
九州サントリーテクノプロダクツ株式会社

熊本阿蘇ブルワリー
15:45 試飲・名刺交換会、情報交換会(講演者・参加者間)
16:45 チャーターバスにて 工場出発/JR熊本駅 周辺にて解散 (17:35解散予定)事務局

九州サントリーテクノプロダクツ株式会社

・所在地 熊本県上益城郡嘉島町北甘木478
・工場敷地面積 40万m2、建築面積 約6万m2
・生産能力(2017年6月時点)
 ビール、新ジャンル・ノンアルコールビールテイスト 8,000千C/S
 天然水、飲料 16,000千C/S
・供給エリア:九州、沖縄、中国地方の一部
・工場従業員:約300名
・稼動:2003年7月11日

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社 熊本テクノロジーセンター

・工場所在地 熊本県菊池郡菊陽町大字原水4000-1
・工場敷地面積 約26万6千m2、延床面積 約19万8千m2
・主な生産品目 CCDイメージセンサー、CMOSイメージセンサー(前工程から後工程までの一貫生産)、マイクロディスプレイ

●お問い合わせ先
日本食品工業倶楽部・品質保証懇話会事務局/(株)ビジネスセンター社
東京都千代田区神田須田町1-26 ラシーヌ神田ビル
電話 (03) 3256-4331
E-mail t-club@bcs-food.co.jp

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