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熊本県および大分県を震源とする地震により、被災された方々に
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セミナー・研修会・工場見学会

食品製造業における
生産技術系の人材育成について

新型コロナウィルス感染症の影響を鑑み、7月7日(火)に延期となりました
お陰様で残席が少なくなって参りました。お申込みはお早目にお願い申し上げます

日時

2020年3月24日(火)12時30分より

場所

東洋経済新報社ビル9階ホール
東京都中央区日本橋本石町1-2-1
※JR東京駅[日本橋口]徒歩7分
TEL. 03-3270-0681

マップ

講師

サントリープロダクツ株式会社
代表取締役副社長
田中泰生氏
キユーピー株式会社
執行役員 生産本部 生産副本部長
今村嘉文氏
雪印メグミルク株式会社
生産技術部 部長
松永政也氏
株式会社OJTソリューションズ
専務取締役
森戸正和氏

開催にあたって

 数ある製造業の中にあって、加工食品を含む食品製造業は事業所数・従業員数で我が国の第一位の業界となり、昨今では学生の希望就職先に食品メーカが上位にランクされる事も珍しくは無くなって参りました。しかしながら人材の流動性は時代と共に増し、企業としては折角技術を学んだ優秀な社員には高いモチベーションを保ちつつ、永く会社に貢献してもらいたいと考えるところであります。そこで日本食品工業倶楽部では、食品製造業界の生産を担う技術系の人材において、どのような考え方・手法で育成をすべきなのかについて、我が国を代表する食品企業にご講演をお願いし、さらにその課題と問題点につきまして討論頂く事と致しました。

 皆様多数のご参加をお待ちしております。

講演要旨

サントリープロダクツ株式会社 代表取締役副社長
田中泰生 氏

 当社は、清涼飲料、天然水製造を生業としているが、飲料業界を取り巻く環境変化は益々早くなってきている。一方、工場はSCMとPLM(Product Life cycle Management)という二つのバリューチェーンが交差する位置にあると捉えると、そこでは、サントリーが大切にする〝やってみなはれ〟を実践し価値創出する人材が貴重な存在となる。このため、個々の力を高めることは勿論、バリューチェーンを理解し、関連する部署との連携する力を育むことが大切になる。今回は、新卒配属からのキャリアパス設計と事例を交え紹介する。

キユーピー株式会社 執行役員 生産本部 生産副本部長
今村嘉文 氏

 キユーピーの考え方の基本である経営理念とその実践についてご説明を申し上げ、そこから人財教育の体系化、具体的な技術創出事例を通じて全体的なイメージをお伝え出来ればと考えている。

雪印メグミルク株式会社 生産技術部 部長
松永政也 氏

 働く目的、働き方が多様化している中で、人材育成のあり方にも見直しが必要になっている。弊社グループでは、役職員一人ひとりが大切に考える共通の姿勢・価値観として「雪印メグミルクバリュー(主体性、チャレンジ、チームワーク)」の浸透に取組んでいるところであるが、持続的な事業成長にはこうした価値観の共有とそれに基づき行動ができる人材と職場風土が欠かせないと考える。持続的な自己成長を実現できる人作りを目指し、取組んでいる現状をご紹介したい。

株式会社OJTソリューションズ 専務取締役
森戸正和 氏

 人材育成には、しくみの整備だけでなく、その機会を管理監督者が具体的に人づくりにどう活かすかが重要であると考えるが、その前提は、職場内でのコミュニケーションである。トヨタには様々な研修制度があるが、これを各職場でうまく活かして人材育成につなげるために、管理監督者は、日常業務の中でのコミュニケーションに大変腐心している。その中で育成の機会を捉え、能力を伸ばしていく。トヨタの人づくりについて、私の経験をもとにお話ししたい。

森戸正和氏 略歴:1981年 トヨタ自動車入社 人事部 福利厚生を担当 教育部 海外研修生の受け入れや教育を担当 生産管理部 新車進行管理、生産能率管理、TPS展開、人材育成制度 トヨタインスティテュート 主査としてトヨタ社内幹部人材育成 トヨタ南アフリカ 副社長として管理業務全般 2015年 トヨタ自動車とリクルートの合弁会社 OJTソリューションズ入社

スケジュール

時間 内容
12:00〜 受付
12:30

13:10
『当社における生産技術系人材の育成について
~生産現場における価値創出と人材育成~
  1. サントリーのものづくりの特徴
  2. SCM、PLMにおける工場の役割
  3. 製造系、エンジニアリング系、各々の人材キャリア育成ついて
  4. 事例紹介
  5. 今後の課題
講師:サントリープロダクツ株式会社 代表取締役副社長  田中泰生 氏
13:10

13:50
『キユーピーの人財育成
~理念(ものつくりの心)の伝承と飽くなき追求~
  1. 従業員の挑戦意欲を掻き立てる環境つくり
    興味を生み出す文化つくり
    (理念の伝承と実践/会社の役割)
  2. 社会的貢献価値と事業価値、自己成長との紐付け
    個人目標の実践(上司の役割)
  3. 自己成長意欲の確立と実践(一人ひとり)
講師:キユーピー株式会社 執行役員 生産本部 生産副本部長  今村嘉文 氏
13:50〜 休憩(10分)
14:00

14:40
『雪印メグミルクの生産技術系人材の育成について
~持続的な自己成長に取組みできる人作りに向けて~
  1. 人材育成の方針と研修体系
  2. 生産系人材育成の取組み
  3. 課題と対応
講師:雪印メグミルク株式会社 生産技術部 部長  松永政也 氏
14:40

15:40
『トヨタの人づくり』
  1. なぜトヨタが人づくりを重視しているか
  2. トヨタの人材育成の考え方
  3. 管理監督者の役割と具体的な取組
講師:株式会社OJTソリューションズ 専務取締役  森戸正和 氏
15:40〜 休憩(20分)
16:00〜17:00 パネルディスカッション
「食品製造業における生産技術系人材育成の課題と問題点」


パネラー
サントリープロダクツ株式会社 代表取締役副社長 田中泰生 氏
キユーピー株式会社 執行役員 生産本部 生産副本部長  今村嘉文 氏
雪印メグミルク株式会社 生産技術部 部長  松永政也 氏

コーディネーター
独立行政法人 労働政策研究・研修機構 主任研究員  藤本真 氏

オブザーバー
株式会社OJTソリューションズ 専務取締役  森戸正和 氏
17:00〜 講師・参加者間の名刺交換会

コーディネーター 藤本真 氏 略歴
独立行政法人 労働政策研究・研修機構 人材育成部門 主任研究員
主な研究テーマ、著作物など
論文:「ものづくり現場における技能者育成方法の変化―OJT中心・Off-JT補完型からOJT・Off-JT併用型へ」(共著)
機構の著作物:「ものづくり産業を支える企業の労働生産性向上に向けた人材確保・育成に関する調査結果」「人材育成と能力開発の現状と課題に関する調査結果(労働者調査)」等々

参加申込規定

●受講料〔資料代を含む〕
1名様につき 35,000円(税込)
【日本食品工業倶楽部・各分科会(品質保証懇話会・食品工場近代化推進研究会)の会員企業】

1名様につき 39,000円(税込)
【非会員企業】

当日のご欠席による受講料の返納はいたしかねます。
参加予定の方が、当日ご都合の悪い場合は、代理の方のご出席をお願いいたします。

●お申し込み方法
お申込みフォームに必要事項をご入力の上、ご送信ください。
定員80名になり次第締め切らせていただきます。

お申込みフォーム

●お支払い方法
お申し込みがございましたら、請求書、受講票と会場地図をお送りさせていただきます。
受講料は開催日までに指定銀行へお振り込み願います。 請求書は、※印の欄に記載されている方へお送りします。別の送付先がございましたら備考欄へその旨お書き添えください。

●お問い合わせ先
日本食品工業倶楽部・品質保証懇話会事務局/(株)ビジネスセンター社
東京都千代田区神田須田町1-26 ラシーヌ神田ビル
電話 (03) 3256-4331
E-mail t-club@bcs-food.co.jp

食品製造業における
AIを利用した最新の自動化とスマートファクトリー

日時

2020年8月5日(水)13時より

場所

東洋経済新報社ビル9階ホール
東京都中央区日本橋本石町1-2-1
※JR東京駅[日本橋口]徒歩7分
TEL. 03-3270-0681

マップ

講師

近畿大学 工学部電子情報工学科 教授 学科長
高速信号処理応用技術学会 副会長
竹田史章氏
株式会社ニチレイフーズ 技術戦略部 装置開発グループ
シニアプロフェッショナル

技術戦略部 装置開発グループ
塚本真也氏

吾郷友亮氏
六甲バター株式会社 生産本部 神戸工場稼働推進室 室長 小泉 忠氏

開催にあたって

  食品製造工場において、検査、選別、排出機器などに利用が進むAIによる判定技術ですが、その究極の利用方法は不良の結果を上流にフィードバックし、自動で調整を図る事で人手を介さずに設計通りの高い製造品質を維持し歩留まりを上げる「スマートファクトリー」と言えると思います。しかしながら天然物を原料に作られる食品製造現場では、良品・不良品のそれぞれの判定に幅を持たせる必要もあり、AIを利用した処理技術は農産物の生産・加工や食品製造の場面で最も効果が期待できると云われております。最新の機器の開発に成功するまでのご苦労点や着眼点などを是非今後の御社での開発のヒントとしていただきたく、ご参加をお待ち申し上げております。

講演要旨

近畿大学 工学部電子情報工学科 教授 学科長
高速信号処理応用技術学会 副会長
竹田史章 氏

 近年、食品関連の生産工場においてもAIの応用による導入が各種検討されている。さらに、生産物の不良状態を判別することで知的自動化工場すなわちスマートファクトリ化の実現の可能性も検討されつつある。一般に、製菓工場の製造ラインにおいてもその導入は急務であるが良品、および不良品の状態選別は従来方式のパターンマッチングや目視によって行われているのが現状である。製菓工場で選別をされる生産物においてはその生産工程において、複数種類の不良の発生が確認されている。例えば、芋ケンピにおいては、焦げ付きやひげ根、さらに、形状不良などである。また、豆入りチョコレートにおいてはチョコレートの中に豆が入っていない豆無し不良、或いは、複数の豆が入った複数豆不良、さらには、豆欠け不良などである。特に、豆入りチョコレートのような加工製菓においては工業製品ではあるが天然物を含み、その豆の状態は大きさや形さらには豆のレイアウトなど純粋な工業製品と比較してその状態は均一ではない。これらの天然物の加工或いは天然物を含む製菓物の良品と不良品を判別する作業においては、曖昧性を多分に包含する場合の画像判定になり、ある程度の人の熟練した経験が必要である。一方、コンピュータなどで選別を自動化する場合においてもその判断機能に人間と同様な柔軟性が必要不可欠である。さらに、従来手法で製菓物の状態判別を行う場合には、製菓物の状態を色合い、長さ、大きさなどの複数の数値で規定する必要があり、その各々にしきい値を設定するトレードオフ問題となり、全てに対し最適値を設定するのは難しい。

本講演では天然物を含む加工製菓の状態判別を自動化するためにAIを応用した自動検査システムの構築を提案し、その基本性能の確認を実データを用いたシミュレーションで2例紹介する。さらに、不良の状態の種類を判別することで製造過程のどの部分に不具合が発生しているかを特定することが可能であることを製造工場のスマートファクトリ化の観点から言及し、これからの製造システムのあるべき姿について解説する。

開発実績:紙幣識別システム、野菜全面監査システム、魚類選別システム、ビス穴検査システム、ラベル検査システム穀類監査システム、害獣捕獲システム(ミニチュア1/10)、投薬検査システム、ドライバー状態識別システム、院内残食自動計測システム、院内起床動作予測システム、鋼球シンボル認識システムなど  特許出願多数

株式会社ニチレイフーズ 
技術戦略部 装置開発グループ シニアプロフェッショナル 塚本 真也 氏
技術戦略部 装置開発グループ 吾郷 友亮 氏

 冷凍食品の生産工場においては、原料工程や包装工程での検品作業の多くを人が手作業で対応している。その一方で、昨今の労働力不足や人件費高騰の問題は深刻化を増すばかりであり、自動化への対応は喫緊の課題として急務である。 前回(2019年6月4日)の講演で、AI技術の開発に至った経緯やオープンイノベーションによる共同技術開発の状況を織り交ぜながら、当社独自の方法で解決を試みた検査選別事例の紹介をさせて頂いたが、今回はそれに加えて、鶏肉原料の選別技術を例に当社が大学との共同で取り組んできた具体的な内容や、その都度発生した課題ついてご説明差し上げるので、今後の可能性について意見交換させて頂きたい。

六甲バター株式会社 生産本部 神戸工場稼働推進室 室長
小泉 忠 氏

 人口減少による人員不足の解消に向け主力工場の自動化を推し進める際、品質担保の点から、熟練作業者の製品検査技術を自動化へ反映させることは特に重要である。本講演では、約3年に及ぶ清水建設㈱との共同開発において、光沢のあるアルミで包装された形状が自由曲面となる、ベビーチーズ最終製品の包装について、1分間540個、6面を精密検査するという難題に対し、AIを活用した検査装置を構築し、不良品の排出を実現したプロセスについて解説させていただきたい。

スケジュール

時間 内容
12:30〜 受付開始
13:00

14:30
『AI(ニューラルネットワーク)を用いた天然素材を含む加工製菓の
状態判別と生産物の状態判別による生産現場のスマートファクトリ化』
  1. AIの種類と原理及び特徴
    1. エキスパートシステム(機械推論)
    2. ファジイシステム(曖昧性を確定化)
    3. 遺伝的アルゴリズム(准最適化)
    4. ニューラルネットワーク(機械学習)
  2. 天然素材の加工製菓(芋ケンピ)の良否判別
  3. 天然素材を含む加工製菓(豆入りチョコレート)の良否判別
  4. 生産物の不良種類を製造工程にフィードバックするスマートファクトリ化への展開
  5. 質疑応答
講師:近畿大学 工学部電子情報工学科 教授 学科長 高速信号処理応用技術学会 副会長  竹田史章 氏
14:30〜 休憩(10分)
14:40

15:40
『ニチレイフーズのAIを活用した検査選別工程の自動化』
  1. 当社の検査選別技術の考え方
  2. AI技術の開発経緯と背景
  3. 検査選別工程におけるAI活用の事例紹介
    • 鶏肉原料検査の事例紹介 ~開発担当者からの報告~
    • からあげ製品検査の事例紹介 ~機器メーカーとの共同取り組み~
  4. 新たな気づきと今後の課題
  5. 質疑応答
講師:株式会社ニチレイフーズ 技術戦略部 装置開発グループ 
シニアプロフェッショナル  塚本真也 氏
技術戦略部 装置開発グループ  吾郷友亮 氏
15:40

16:40
『精密な最終検査と品質基準』
  1. 品質基準の標準化
  2. 判定保証の確からしさ
  3. AIと開発
  4. 質疑応答
講師:六甲バター株式会社 生産本部 神戸工場稼働推進室 室長  小泉忠 氏
17:00〜 講師・参加者間の名刺交換・意見交換・相談会

参加申込規定

どなたでもご参加いただけます
●受講料〔資料代を含む〕
1名様につき 32,000円(税込)
【日本食品工業倶楽部・各分科会(品質保証懇話会・食品工場近代化推進研究会)の会員企業】

1名様につき 36,000円(税込)
【非会員企業】

●お申し込み方法
お申込みフォームに必要事項をご入力の上、ご送信ください。

お申込みフォーム

受講料の請求書と会場地図をお送り申し上げますので、開催日までに指定銀行へお振込みください。
※当日は受付にお名刺を1枚、ご提出ください。
※当日ご欠席による受講料の返金は致しかねますので、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
※定員100名様になり次第締め切らせていただきます。

●お問い合わせ先
日本食品工業倶楽部・品質保証懇話会事務局/(株)ビジネスセンター社
東京都千代田区神田須田町1-26 ラシーヌ神田ビル
電話 (03) 3256-4331
E-mail t-club@bcs-food.co.jp